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COMSA トークンセール

      2017/10/31

COMSAが盛り上がってきてますね!

8/23の日経新聞でも取り上げられて、仮想通貨、ICO(Initial Coin Offering:仮想通貨の独自発行による資金調達手法で株で言えばIPOのようなもの)の知名度が確実に上がってきています。

COMSAとは、初めて聞く人もいるかと思いますが、簡単に紹介すると、

・企業のICOによる資金調達
・既存のアセットのトークン化
・Zaif取引所
・mijinプライベートブロックチェーンによる内部勘定技術

をワンストップのソリューションとして提供し、実際のビジネスへのブロックチェーン技術導入をイチからサポートしてくれるもの。

言葉だけでは分かりにくいので、イメージ的にはこちらの図をじっくり見て頂くと分かりやすいかと思います(^_^;)

comsa トークンセール

出典:COMSA トークンセール

 

COMSAが登場した背景には大きく2つの事柄が関係しています。

1.ICOが金融商品に該当

2017年6月の時点で過去12ヶ月間のICOによる資金調達総額が、ベンチャーキャピタルにより大幅に上回ったことが話題になりました。

そして、その影響を無視できなくなったため、米SEC(アメリカ証券取引委員会:アメリカにおける株式や公社債などの証券取引を監督・監視する連邦政府の機関で、日本の証券取引等監視委員会に該当する機関)が7月25日にThe DAOが金融商品に該当すると発表されました。

これによって、ICOをするにあたり金融商品と同様に法的な問題を解決する必要が出てきたので、ICOを実施する企業の難易度や設計を綿密にする必要が出てきたということです。

ICOはリリース前よりも低価格で購入でき、リリース後に数倍から中には100倍以上にもなったものもあるなど、ICO投資・投機が過熱していました。そのブームに乗じて、

・実体がない
・ICOによる資金を調達してトンズラされる
・ホワイトペーパーの内容は立派だが、技術的に実現が難しい
・開発者が離脱して立ち行かなくなる
・他のICOのコピープロジェクト

など、詐欺まがいのICOが増えてきて問題となったことも、SECが乗り出した理由の1つだとも考えられます。投資したお金が全く返ってこないなんてとても怖いことですが、ICOブームの過熱で冷静な判断をできずに投資をする人が増えて損をする状況に対してメスが入ったことはとても良いことだと思います。

2.ICOの導入に対するハードルの高さ

例えば、多くの企業がICOをしたいと希望してもベースとなるブロックチェーン技術を導入するには敷居が高くて、導入するにも様々な問題が出てくるでしょうし、実際には不安なところだと思います。

その中の一つとして、暗号通貨の法定通貨に対する会計や監査上の煩雑さもネックとなっていて、ICOをしたいという期待と要望に対応しきれていなかったことも大きなハードルになってました。

「ICOが金融商品に該当」、「ICOの導入に対するハードルの高さ」を解決する為に立ち上がったのがCOMSAプロジェクトという訳です。

COMSAプロジェクトの運営元は?

ここで気になるのがCOMSAプロジェクトの運営元こと。

運営企業が信用もなくて、財務基盤も弱い無名な会社だといくら良いアイデアでも大切なお金を投資するにはちょっと…と思いますが、仮想通貨取引所大手のZaifを運営している会社のテックビューロが筆頭です。

仮想通貨取引所のZaifについてご存知ない方はこちらをご参考に。

>> Zaif

また、COMSAプロジェクトのパートナー会社としては、

・日本テクノロジーベンチャーパートナーズ
・インフォテリア株式会社
・株式会社フィスコ
・株式会社カイカ
・アララ株式会社

などが連ねていて、ICO協議会委員には現在21名、その中にはビットコイン研究所を運営されてる大石 哲之さんもいます。

つまり、仮想通貨について詳しい方や普及に努める方、ICOが法的に大丈夫なのか判断するリーガルアドバイザーも2名、COMSA中でも代表取締役所長の朝山貴生氏は仮想通貨業界でも有名人ですから安心ですし、運営基盤ががっちりとしていることが分かります。

COMSAプロジェクトの第1弾として自らのトークンセールを実施

COMSAのトークン名称はCMSになり、トークンセール前にはプレセールがあり、トークンセール時よりもトークン購入額の20%がボーナスで付くというものです。この条件を満たすには、10万ドル相当以上の暗号通貨を振込する必要があって、BTC、ETH、XEMによる払込が可能で、資金に余裕がある方にメリットが大きいです。

そして、プレセール後にトークンセールが開始されます。

開始期間は、2017年10月2日14:00 ~ 2017年11月6日14:00までの約1ヶ月となっています。

トークンセールでCMSトークンを購入するメリットは、トークンセールに参加したCMSトークン保有者には、COMSAプラットフォームでICOを実施する全てのプロジェクトにおいて、CMSトークンを払込手段として使用した場合に5%の追加ボーナスが付与される特権が得られるというものなので、今後COMSAが盛り上がって様々なICOが行われる際にお得に購入することができます。

COMSAトークンの買い方

CMSトークンの買い方は簡単で、以下の3ステップで完了です!

1.事前登録として、こちらのCOMSAプロジェクト公式サイトからメールアドレスを登録します。

>> https://comsa.io/ja/

COMSA 事前登録

2.上記で登録したメールアドレス宛に「COMSA 登録メールアドレスの確認」という件名で確認メールが届くので、24時間以内にメール内にある認証用URLをクリックして認証を行い、事前登録を完了させます。

3.プレセールに参加せれる方は10月2日までに別途連絡があるので、そちらの指示に従って購入することになります。トークンセールに参加される方は、10月2日からのトークンセール開始期間中に購入します。

COMSAのICO案件

第1弾のCOMSA自体のICOとは別に現時点で2つのICOが行われることが確定していました。

・株式会社プレミアムウォーターホールディングス(東証二部上場):2017年11月中旬実施
・株式会社CAMPFIRE:2017年度中に実施予定

⇒ COMSAのトークンセール直前にて確定事項が覆り、上記2社は現段階ではCOMSA上でのICOの話は白紙になりました。特にCAMPFIRE社は直前で撤回してコインチェックと手を組むことでテックビューロ社と仲違いをしたようです。それぞれの言い分を見てもどちらの言い分が正しいかは分かりませんが、CAMPFIRE社に非があるのではと個人的には思ってます。

ただ、現在も水面下でICO案件がいくつか進められているようで、年間十数本のICOを行う予定もあって今後が期待されますね!

今までは会社の資金調達手段の1つとして、上場して株式を発行することで運営、投資資金としていましたが、企業側にとってハードルが高いものでした。

しかし、ICOが登場したことにより、IPOのように上場にあたっての審査や煩雑な手続きが不要ですし、日本のみならず海外からも資金調達が容易にしやすくなりました。さらに、購入者が一部の人に限定されるということもないので、一般の方がより柔軟に参入することによって、応援したいプロジェクトに簡単に投資することができるなど、敷居が低くなってよりオープンになりました。

COMSAの思想や技術、仕組み、スケジュール、CMSトークンなど、COMSAプロジェクトに関する情報・トークンセールのより詳細な情報は以下の公式サイトにホワイトペーパ-がダウンロードできますので、一度目を通してみると良いでしょう。

>> https://comsa.io/ja/

COMSAは日経新聞で度々紹介されているので、今後新しいICO案件が登場する度に注目を浴びるでしょう。また、ICOに参加したいと多くの人が思えば、この時期に手にしたCMSトークンの価値は今後上がるかと考えてる人がツイッター、テレグラムなどをみても多い気がしますので、いずれにしても今後が楽しみな案件です。

 

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